2023-11-12

求めているのは真実の愛とか、信頼とか、そんなんじゃなくて寒い日に寒いねって笑えること。きれいな花をきれいだって言えること。あなたの睫毛が光に透ける様が美しいと伝えられること。

私はとても単純で、むずかしいことを考えたくない。いつも。だからいま、美しいねかわいいね好きですよと伝えられないのがなによりも苦しい。あなたの美しいところすべて伝えたい、すべて知ってほしい、よ。あなたがひとをからかう前にすこしにやっとして、そのあと口を開く、そのくちのもにゃっとした感じがすき。私をひとつも見ずに目を伏せるときの睫毛がすき。髪がじゃまで首をふっと動かす仕草がすき。変なことを言ったとき、おかしそうに細くなる目がすき。愛してるんだよー。分かってよ。

2023-11-10

いま、恋は永遠愛はひとつだし、なぜか今日は殺人なんて起きない気がするし、なんで僕は戻らないんだろうだし、Hard to Say I'm Sorryだし。苦しくて死にたくてたまんない夜に思い出すのはこの学校で苦悩しつづけたことだろうと思う。自分が作るものにはなんにも自信なんかなくて、ひとに見せたくなくて、ぜんぶぜんぶゴミで、でもゴミだろうとカスだろうとその面白くなさを受け入れて真っ直ぐ進もうとすることに価値があるなあと感じる。なんにもいいことなんてないから死にたい、から、いいことばっかりだからいつ死んでもいい、になった。恩師のダサくてかわいくてかっこよくて必死な魂のきれいさとか、友人とひたすら酒を飲んでロックについて語ること、すきなひとを想って銀杏BOYZ大森靖子を熱唱するカラオケ館の一室が、いまにしかないなあって感じる。いまだけの、一瞬の、きもちわるいかがやきで、ずっと抱えていたい。このきもちを抱えたまま、大人になれなかったかわいそうで変でおかしくてでもずうっと楽しそうなバカな人間でいて、そのままに死にたい。楽しいよ。なんて言ったらいいのか、私はバカだからわかんないんだけど、ありがとうって言葉に集約される。ありがとう。笑っていてほしいです、みんなに。